今年の大阪団結まつり

　大阪団結まつりは、１１月１日に大阪市内の扇町公園で開かれます。このフェスティバルは、１０４７人の国鉄労働者が所属の労働組合を理由に１９８７年と１９９０年の２度の解雇撤回の闘いをアピールするためです。

　大阪団結まつりの主力は、なかまユニオンや平和と民主主義を目指す全国交歓会、天六ユニオン、国労熊本闘争団、新社会党が関わっています。
　１０４７人の国鉄労働者の解雇撤回の闘いが政治決着依存や裁判の一部敗訴を理由にブレています。これは、解雇撤回の解決の機会を逃がすこと、ＪＲや鉄道運輸機構や鉄建公団に対する現職復帰の追求を強めなかったからです。

　国労内の社民党と日本共産党、新社会党グループと建交労鉄道本部が、国労闘争団、全動労争議団、動労千葉闘争団の間の分断で解雇撤回から政治決着への依存にしたのです。
　３つの争議団が、大阪団結まつりと１０月２５日の団結まつりの不協和を乗り越えて、地域と職場の解雇撤回の世論形成をするべきです。