東大阪市長選挙は、10月21日告示、10月28日投開票されます。選挙は、自民党と公明党が、東大阪市会議員選挙で長尾淳三市長に対する不信任対する批判を受けました。今回の選挙は、①日本共産党の候補者の9名の当選と②公明党の候補者の上位当選の阻止、③中核派の現職議員の落選、④新社会党と市民運動系の現職議員の当選のなかで行われます。 立候補者は、長尾淳三前市長(日本共産党や東大阪労連、新日本婦人の会、布施民商、東大阪生活と健康を守る会などのサポート)と野田義和前東大阪市会議員(自民党)、西野茂元大阪府会議員が予定しています。 東大阪市は、1960年代後半の市町村合併(布施市と河内市、枚岡市)による弊害から国民健康保険料の高さの是正と市内の中小企業の倒産と振興策、同和行政の終結、在日朝鮮学校の移転問題、布施地域と河内(かわち)、枚岡(ひらおか)地域とのコミュニティバスでの交通網の確立、女性や子育ての制度の不備を抱えていました。 東大阪市長選挙の結果が衆議院選挙や大阪市長選挙、大阪府知事選挙に影響を及ぼしそうです。