☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

ぶどうの出店は、6月の予定です。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。来年もよろしくお願いします。

ストライキについて

 プロ野球労働組合が、1リーグ制への球団再編に反対するストライキを決行しました。ストライキは、ファンからの支援を受けていました。結果は、1リーグ制を食い止めましたが、幾つかの球団が合併やスポンサーを変えてしまいました。
 このストライキは、全労連や連合、全労協に衝撃が走り、労働組合のそもそも論を語りざるを得なかったのです。
 ストライキは、労働者の要求が実現しない時に資本に対して労働力を一時的に売らないようにして、要求実現ためのたたかいの戦術です。
 エンゲルスは、ストライキのことを兵学校と読んでいます。「ストライキは、労働者の兵学校であり、ここで労働者は、もはや避けることのできない大闘争の準備をするのだ。ストライキは、個々の労働部門が大労働運動に結びついたことをつげるその宣言である。また、兵学校としては、ストライキは、ほかに比べもののない卓越した効果を持っている。このストライキの中で、イギリス人特有の勇敢さが成長している。」と述べました。
 レーニンは、ストライキのことを「労働者階級の戦争の学校」と呼んでいました。「ストライキは、労働者を団結に慣れさせる。ストライキは、労働者が共同してこそ初めて資本家に対する闘争をおこなうことができると言うことを、労働者に示してくれる。ストライキは、工場主の全階級と専権的・警察的政府と対する全労働者階級の闘争について考えることを、労働者に教える。それだからこそ、社会主義者は、ストライキを『戦争の学校』と呼ぶのである。それは、労働者が、役人の圧制とから全人民と全勤労者を解放するために自分たちの敵に対する戦争をおこなう道を学ぶ学校である。」、「ストライキが『戦争の学校』ではあるが戦争そのものではないと言うこと、ストライキは、闘争の一手段にすぎず、労働の一形態にすぎないと言うことを、指摘して置かなければならない。」と述べました。
 日本の労働組合の幹部は、ストライキを経験していません。ストライキがないことは、労働者の要求実現ための不退転の決意がないことや一部の労働組合ストライキ迷惑論の蔓延、ストライキの正当性を確信にしていないからです。
 労働組合が、会社や業界の横暴とたたかうために職場や地域、業種からストライキを行なって、権利侵害と要求実現のためにたたかうことです。