柏原市議会3月議会が、2月17日から3月10日まで行われました。本会議での質問は、3月2日及び3日に代表質問及び個人質問を行います。
5日には、総務産業委員会。8日には、厚生文教委員会が、提出議案を審議及び採決を行います。3月10日には、討論及び採決が行われます。
今回の3月議会は、①柏原市長選挙や9月の柏原市会議員選挙の年に当たるために骨格の各種予算、②2020年度各種会計補正予算、③柏原市自転車駐車場及び自動車駐車場の指定管理、④新型コロナウイルス特別措置法改定に伴う関連条例の制定、⑤被告の柏原市が、大阪地方裁判所に提訴した原告の柏原革新の会の中山雅貴氏の柏原市区長会に対する補助金支出の不正の返還の言い分を認める判決を不服による大阪高等裁判所に控訴の提起(以下中山雅貴氏訴訟に対する控訴の提起)です。
中山雅貴氏訴訟に対する控訴の提起は、新屋広子(公明党)と橋本満夫(会派のない)が討論を行い、全会一致で成立しました。
今議会で提出されている①2021年度柏原市一般会計予算と②2021年柏原市国民健康保険事業特別会計予算、③2021年度柏原市立柏原市民病院事業会計予算は、次の通りです。水道事業と下水道事業、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療保険事業特別会計は、後日明らかにします。
2021年度柏原市一般会計予算 259億8365万3千円 (前年280億8961万8千円)
一般会計予算の歳入の主な概要 ①市税 83億9060万円(前年86億円6310万円)②国庫負担金 40億8618万5千円 (前年36億8818万7千円) ③国庫補助金 4億8463万7千円 (前年3億9771万円)、④大阪府負担金 13億5822万1千円(前年13億597万7千円)、⑤大阪府補助金 3億1473万8千円(前年4億2206万7千円)、⑥基金繰り入れ 5億97万円(前年6億5700万円)、⑦諸収入 12億2881万9千円(前年14億7579万7千円)、⑧市債 22億8350万円(前年42億3820万円)です。
一般会計予算の歳出の主な概要 ①議会費 2億5308万5千円(前年2億5246万6千円)、②総務費 29億3598万7千円(前年55億6378万円)、③民生費 115億479万9千円
(前年113億3279万4千円)、④衛生費 26億1591万7千円(前年22億2452万3千円)、⑤農林水産費 1億2172万6千円(前年1億1440万7千円)、⑥商工費 1億2102万6千円(前年1億1176万6千円)、⑦土木費 26億3584万円(前年2,5億7813万2千円)、⑧消防費 9億14,60万9千円(前年9億4421万1千円)、⑨教育費 23億6875万8千円(前年23億4202万1千円)、⑩公債費 21億590万6千円(前年21億5951万8千円)、⑪諸支出金 3億8600万円(前年4億4600万円)、⑫予備費 20,00万円(前年2000万円)です。
2021燃柏原市国民健康保険事業特別会計予算 80億7434万円(前年82億6822万9千円)
国民健康保険事業特別会計予算の歳入の主な概要 ①一般保険料 14億9347万3千円
(前年15億1159万円)、②退職保険料 6千円(前年78万円)、③大阪府支出金 57億208万4千円(前年58億5574万2千円)、④一般会計繰り入れ 8億6910万5千円(前年8億9021万4千円)、⑤諸収入 967万1千円(前年775万7千円)、⑥国庫支出金 ゼロ(前年214万5千円)です。
国民健康保険事業特別会計予算の歳出の主な概要 ①総務費 1億7605万1千円(前年1億7367万6千円)、②療養給付費 45億7793万9千円(前年47億3493万5千円)、③療養費 1億590万1千円(前年1億1443万5千円)、④高額療養費 7億3066万1千円(前年7億2089万7千円)、⑤高額介護合算 110万円(前年110万円)、⑥移送費 2千円(前年2千円)、⑦出産葬祭精神傷病 4621万4千円(前年4759万4千円)、⑧審査支払手数料 1440万5千円(前年1467万1千円)、⑨国民健康保険事業費納付金 21億9939万1千円(前年22億2965万3千円)、⑩保健事業費 1億1297万1千円(前年1億1424万9千円)、⑪公債費 400万円(前年600万円、⑫諸支出金(保険料還付・償還金) 570万5千円(前年585万6千円)、⑬予備費 1億円(前年1億516万1千円)です。
2021年度柏原市立柏原市民病院事業会計予算
収益的収入及び支出
収入 ①入院収益 24億9803万円(前年31億4446万2千円)、②外来収益 8億8865万7千円 (前年9億3013万3千円)、③その他医療収益 3億433万5千円 (前年3億4279万6千円)、④他会計負担金 2億128万6千円 (前年1億6957万7千円)、⑤補助金 164万2千円(前年228万1千円)、⑥資本費繰り入れ収益(一般会計から) 4917万5千円 (前年7411万7千円)、⑦長期前受金戻し入れ 1億5486万6千円(前年990万4千円)、⑧その他医療外収益 10億3508万円(前年3億5545万7千円)、⑨特別収益 1286万3千円(前年1222万8千円)
支出 ①給与費 29億2631万2千円(前年28億4427万1千円)、②材料費 7億7981万2千円(前年8億7679万6千円)、③経費 9億24,87万7千円(前年9億1219万円)、④減価償却費 3億2215万4千円(前年2億9059万8千円)、⑤資産消耗費 486万3千円(前年515万4千円)、⑥支払利息及び企業債 7274万1千円(前年7783万円)、⑦長期前払い消費税額償却 2103万8千円(前年2103万8千円)、⑧雑損失 5653万4千円 (前年6229万2千円)、⑨消費税及び地方消費税 1584万円(前年1592万1千円)、⑩予備費 2,50万円(前年2,50万円)
資本的収入及び支出
収入 ①企業債 1億2770万円(前年1億3090万円)、②負担金(一般会計から) 1億7067万7千円(前年1億6746万5千円)
支出 ①建設改良費 1億2783万8千円(前年1億3100万9千円)、②企業債償還 3億7448万8千円(前年4億1914万円)
柏原市を含む地方自治体の3月議会は、毎年各種予算や条例改定、指定管理の施設管理、人事、専決処分の議案が合わせて、10センチメートル以上の厚さの議案書や参考資料を使って審議します。
都道府県議会や政令指定都市の議会は、敢えて予算特別委員会を開催して、歳出及び歳入の項目別で細かく審議します。
予算書の一般会計や事業会計の金額単位が千円や千万円、億円と様々です。公営企業法に基づく企業会計は、収益的支出や資本的支出と言った複式簿記の表します。
地方自治体議会は、国会と同じくニューコートやディープステートが①日本銀行の札束のやり取り、②ニューコートやディープステートに群がる利権の配分のやり取りの場です。そんなやり取りの場を変える地方自治体議員はいません。