宜野湾市長選挙はじまる

　宜野湾市長選挙が１７日告示、２４日投開票で行われる予定です。市長選挙には、翁長雄志沖縄県知事や沖縄県議会の与党会派、沖縄の経済界の一部、自民党の地方自治体議員の一部が推す志村恵一郎元沖縄県職員と自民党と公明党が推す佐喜真淳市長の２氏の立候補予定になっています。

　今回の選挙は、①米軍普天間基地の閉鎖、②辺野古沖への米軍日リポート基地建設反対、③米軍基地の県内移設断念を盛り込んだ県民による建白書の実現、④米軍基地維持を前提にした沖縄振興交付金の廃止、③米軍基地関連予算編成から住民の生活第一の予算編成への転換が争点になります。

　自民党と公明党は、本土の国会議員が連日沖縄入りで支援に入っています。翁長雄志沖縄県知事や沖縄県議会の与党会派、沖縄の経済界の一部、自民党の地方自治体議員の一部が志村氏の支援に回っています。

　オバマアメリカ大統領が任期最終でユダヤ金融からの資金援助や人材の注入で①アルゼンチン大統領選挙での中道左派系の大統領の落選や②ベネズエラ議会議員選挙での右派勢力の拡大、③パリでのＩＳによるテロ騒動で躍起になっています。

　日本は極東最大のユダヤ金融の支配の中心地です。沖縄の米軍基地戦略は、①中国との戦争引き起こしによるドル基軸経済の防衛と沖縄振興策交付金での政府への従属のためです。市長選挙は、市内の住民や企業への支持獲得の争奪戦の状況になっています。