①1月のギリシャ総選挙での急進左派連合の第一党への躍進、②5月のイギリス総選挙での保守党の過半数、③3月のイスラエル総選挙でのアラブ統一会派の躍進の選挙は、ヨーロッパとアラブのおける政治がユダヤ金融による連立政治や2大政党政治で財政や外交、安全保障、経済、エネルギーを支配構造の崩壊に近づいていることを示しています。
ギリシャ総選挙は、世界銀行やヨーロッパ連合から高利息の債務を押し付けて政府の財政破綻に導いてきました。中道右派政党や社会民主主義政党が財政再建のために社会保障や雇用対策を切り詰めてきました。しかし、庶民が強く全ギリシャ社会主義運動やギリシャ共産党のような旧来の左派政党でなく急進左派連合がツィプラスの下で過半数に迫るほどの議席獲得になりました。
イスラエル総選挙は、①右派政党のクリードや②イスラエル労働党が中心のシオニストユニオン、③ユダヤ系左派やアラブ系左派、アラブ系民族主義と連合するジョイントリストが争い、ネタニヤフ首相が、クリードとユダヤ原理主義、ユダヤ極右の政党との連立政権を実現させました。
イギリス総選挙は、保守党が過半数に達して政権維持になりましたが、スコットランド国民党第3党に躍進になることになりました。これは、保守党と労働党にによる長年の2大政党制の伝統の崩壊に導き、2014年9月のスコットランド独立の住民投票の僅差の否決が影響を受けています。
日本では、3つの選挙を国際面の記事ないしニュースとして捉えています。世界の政治は、ユダヤ金融の世界支配を支えるために隠れユダヤ人が国政で財政や税の再配分、外交、安全保障、教育、産業振興を進めてきました。
隠れユダヤ人本位の政治が、①財政赤字に導く金融や②庶民の生活の格差を生み出す、③教育や福祉、医療の制度の崩壊を作ってきました。日本の政府や地方自治体は、隠れ外国人が支配するために①財政赤字に導く金融や②庶民の生活の格差を生み出す、③教育や福祉、医療の制度の崩壊に導いています。