衆議院選挙が始まる

　衆議院選挙が、昨日（８月１８日）に８月３０日投開票で小選挙区と比例代表ブロックの２つの選挙でされます。

　今回の選挙は、６２年にわたる保守政権が独占し続けた日本の政治を根本的に代えられるチャンスになります。サミット参加国（Ｇ８）の政治は、２大政党や連立政治が主流の中で、政権交代が可能になっています。
　日本は、日米安保条約とサンフランシスコ講和条約でアメリカ合衆国の従属関係（米軍基地、自衛隊、核兵器の持込、貿易、領空、領海、経済）から縛られています。日本の政治は、これらの条約で政権交代ができないのです。

　民主党と社民党、国民新党が、共同の政策を作り日本の経済再建と雇用の拡大、農業の振興、郵政事業の見直しなど経済と地方重視の陣型を作りました。日本共産党は、自民党と公明党の連立政治の終焉と民主党政権樹立の際の是々非々の立場を明らかにしました。

　私は、衆議院選挙を通して①アメリカ合衆国の従属関係の断ち切りや②国の財政の無駄の是正、③労働者の雇用の拡大、③アメリカ独占による経済危機からの脱却、④中小企業への経営安定の補助、⑤軍事産業や建設産業の中心から環境・バイオ関連・航空機の新しい産業への育成、⑥農業の作物自給率の増加、⑦子どもが生み育てやすい育児・保育の補助を改めて問います。