2008-04-11 不破哲三氏の自然観の硬直化 科学的社会主義、社会民主主義 #その他自然科学 日本共産党の不破哲三元議長が、マルクスやエンゲルス、レーニンの著作(自然の弁証法、唯物論と経験批判論、哲学ノート)を使って理論の訂正やねじ曲げを展開しています。 不破氏は、自然観が1960年代にとどまっています。原子物理学や量子力学、有機化学、医学、生物学がこの頃より法則や実験結果を出しています。不破氏は、これらの成果を無視して、マルクスやエンゲルス、レーニンの著作から究極の自然観と称しています。これは、自然科学者への蔑視と敵対と言わざるを得ません。 私は、不破氏の自然観にくみせずにマルクスやエンゲルス、レーニンの自然観を重視しつつ、最近の自然科学の成果を評価していきたいと考えています。