建設労働運動は、大手ゼネコン関係の日建協や建設職人関係の全建総連を除いて停滞もしくは未組織です。建設関係の労働組合の組織率が10%以下と予想されます。
組合としては、建交労(生コン、重機クレーン、建設関連、ダンプ)と全日建連帯(生コン、建設現場、サブコン)、総評・全日建、全港湾(生コン、建設関連、建設日雇い)が主流です。
組織化は、それぞれで取り組んでいますが、建設業界に影響を及ぼす所まで至っていません。職場は、男性本位と封建的体質を抱えて置きながら、女性の進出で低賃金とサービス残業、結婚・出産時の退職強要が罷り通っています。
建設労働が魅力あるものにするには、建設労働組合と建設業界との集団交渉による集団的労使関係の確立と建設統一労働条件の確立、労働災害の根絶、女性が安心して働ける建設労働の改革をすることです。
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