建設産業の現況は、①世代交代で若年層の不足と②中堅層の業務負担の増大、③アウトソーシングによる偽装技術者の増大、④現場労働者の不足が発生する中で建設労働者の統一労働条件の定着化のチャンスを迎えています。
建設産業に影響を得る産業別労働運動は、皆無に近く全建総連や全日建連帯、建交労、全国一般、建設連合、全港湾、日建協、建設関連労組等がそれぞれ個別闘争に終始しています。
建設産業の労働条件の確立は、最低月収及び日給の底上げや建設業退職金共済の充実、日雇い雇用保険の充実等協力できる課題の共闘を通じて実現の積み重ねで可能になります。