２月１５日に行われた柏原市議会３月議会が、３月２２日に終えました。
２０２４年度一般会計予算と同年度国民健康事業特別会計予算、同年度介護保険保険事業特別会計予算、同年度後期高齢者医療保険事業特別会計予算、大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更及びこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議について(八尾市、柏原市、藤井寺市、東大阪市、富田林市、岸和田市、高石市が同企業団に参画する際の規約変更)、柏原市介護保険条例改定の討論および採決が行われました。
これらの議案は、共産党２名除く賛成多数で成立しました。
２０２４年度柏原市市立柏原病院事業会計予算と同年度柏原市水道事業会計予算、同年度柏原市下水道事業会計予算が全会一致で成立しました。
２０２４年度一般会計予算の組み換え案と原案の討論及び採決が行われました。共産党の橋本満夫が組み換え案の提案説明。大阪維新の会の鶴田将良が、組み換え案の反対討論。共産党の江村淳が、組み換え案の賛成討論を行いました。
①柏原市議会定数条例改定(議員定数１６から１４の削減)と②議会の議員の報酬及び費用弁償に関する条例改定(２０パーセント削減)の議員提出議案が３月２２日の本会議で提出されました。
大阪維新の会の鶴田将良が、柏原市議会定数条例改定の提案説明。大阪維新の会の山本修広が、議会の議員の報酬及び費用弁償に関する条例改定を説明しました。
自民党無所属の会の乾一と奥山渉が、山本修広に議会の議員の報酬及び費用弁償に関する条例改定の割合の根拠と提出の経緯を問いました。
公明党の中村保治が、鶴田将良に柏原市議会定数条例改定の削減の根拠と提出の経緯を問いました。
二つの議案は、大阪維新の会の５名を除く反対で否決しました。
国の負担による学校給食費の無償化を求める意見書が、全会一致で成立しました。
２０２４年度一般会計予算は、28,420,705千円の規模です。継続費 柏原市斎場火葬炉設備更新工事 473,112千円 ２０２４年から２０２６年まで
歳入の主な内訳は、①市税 8,719,600千円、②地方交付税 5,600,000千円、③使用料 324,275千円、④国庫支出金 4,867,076千円、⑤大阪府支出金 2,150,230千円、⑥寄付金 285,400千円、⑦繰入金 1,328,043千円、⑧諸収入 1,490,283千円、⑨市債 1,135,100千円。
歳出の主な内訳は、①議会費 251,529千円、②総務費 3,051,154千円、③民生費 12,863,890千円、④衛生費 2,660,300千円、⑤農林水産費 168,354千円、⑥商工費 175,091千円、⑦土木費 2,989,151千円、⑧消防費 962,181千円、⑨教育費 2,895,742千円、⑩災害復旧費 15,000千円、⑪公債費 2,108,013千円、⑫諸支出費 260,000千円、⑬予備費 20,000千円
２０２４年度一般会計予算の主な特徴は、①公共施設等再編整備基本計画に基づく設計業務、②２０２５年度大阪関西万博子ども無料招待、③デジタルトランスフォーメーション推進計画、④３０２５年柏原市長選挙、⑤特殊詐欺や補聴器購入助成を含む高齢者生活支援、⑥新型コロナウイルスワクチン接種一部助成、⑦児童虐待対策、⑧健康推進対策、⑨柏原市斎場設備更新工事、⑩ため池維持工事及び山の井町内のため池廃止工事、⑪消費者保護対策、⑫道路の歩道、補修工事、⑬西名阪自動車道のスマートインターチェンジ設置調査、⑭柏原市営の公園の補修、⑮雨水ポンプ場の維持管理、⑯消防および災害の対策の強化、⑰柏原市内の小中学生の給食費の無償化及び一部補助、⑱小中学校の屋内運動場の空調設備の設置です。
