大阪市会５月・６月議会が、５月１８日から６月９日まで行われました。この議会が、４月の大阪市会議員選挙で当選した新たな議員が出席しました。
提出議案は、①正副議長の選出と②議員提案の２０２５年大阪関西万博推進特別委員会の設置、③２０２３年度一般会計補正予算案(第１回)(第２回)、④大阪市公園条例改定、⑤議員提案の大阪市会定数削減案、⑥淀川左岸線トンネル整備工事契約の一部変更を中心に審議されました。
正副議長の選出と議員提案の２０２５年大阪関西万博推進特別委員会の設置、２０２３年度一般会計補正予算案(第１回)(第２回)は、全会一致で成立しました。
片山一歩(大阪維新の会)が議長に、副議長が土岐恭生(公明党)に全会一致で選出されました。
大阪市公園条例改定と淀川左岸線トンネル整備工事契約の一部変更の２議案は、共産党除く賛成多数で成立しました。
議員提案の大阪市会定数削減案は、共産党と武直樹を除く賛成多数で成立しました。高見亮(大阪維新の会)が賛成討論を行い、武直樹(自民くらし)と山中智子(共産党)が反対討論を行いました。
２０２３年度一般会計補正予算案(第１回) 4,735,378千円追加
歳入 ①国庫補助金 4,735,378千円 歳出 ①子育て世帯生活支援特別給付金支給事業 4,735,378千円
２０２３年度一般会計補正予算案(第２回) 18,526,143千円追加
歳入 ①国庫補助金 18,526,143千円 歳出 ①電力ガス食料品価格高騰重点支援支給事業 18,166,143千円、②3土木計画調査費 60,000千円
債務負担行為補正 弘済院の認知症医療介護機能を継承・発展させる新規施設建設工事 20,378,000千円 期間 ２０２４年度から２０２６年度まで
大阪市公園条例改定は、鶴見緑地緑地公園とうめきた広場の指定管理者の選定についてです。
議員提案の大阪市会定数削減案は、北区４から３、西淀川区３から２、東淀川区５から４、東成区３から２、生野区４から３、旭区３から２、城東区５から４、住之江区４から３、住吉区５から４、東住吉区４から３、平野区６から５です。
新たな大阪市会の構成が、大阪維新の会の公明党の過半数超えで大阪市提案の成立になっています。議員提案が、大阪維新の会や公明党に加えて自民党や自民くらしが提案者の参画しています。
議会の諦めの空気が蔓延しようとも、大阪市民の議会への要望や要請は、気を抜かずに取り組まなければなりません。
