民主青年同盟が毎年成人式会場で新成人にアンケートを行っています。私は、2014年のアンケートを通じて新成人の社会や政治についてどのように感じているかを見てみました。
新成人のアンケートに無回答があるために、少ない総回答数が合わないことのでご了承ください。このころは、2013年の参議院選挙後の安倍晋三政権の下で新成人がどのような不満や要望を持っているかわかります。
階層
大学生55.6%、短期大学生5.8%、専門学校生17.1%、高等専門学生0.8%、高校生0.3%、正社員10.3%、契約社員(期間工、準社員を含む)1.1%、パート・アルバイト4.5%、派遣請負0.3%、失業求職中0.1%、自営業0.3%、その他3.3%
あなたの生活で特に重視しているもの(2つ回答)
学校の勉強25.3%、就職の準備6.6%、恋人4.3%、就職サークル9.4%、趣味15.8%、家族5.7%、仕事バイト16.5%、友人関係14.4%、社会活動1.4%、その他0.6%
進路選択や就職で大事にしたいポイント(2つ回答)
社会や人の役に立てるか20.7%、時間の余裕があるか8.6%、金銭的に困らないか14.1%、やりたいことができるか23.4%、世間的な地位や評価1.4%、将来性があるか12.4%、その他0.7%
社会や政治に望むこと(複数回答)
学費授業料の値下げ無償化9.5%、アジアとの関係改善4.3%、ブラック企業の根絶8.4%、憲法9条を生かした外交2.5%、就職難の解決8.7%、米軍基地の撤去縮小1.6%、受験競争の解消2.0%、いじめ体罰をなくす12.8パーセント、18歳選挙権を導入2.2%、震災復興支援の強化7.4%、消費税の引き上げ中止7.4%、地球温暖化対策の強化4.3%、年金介護など社会保障の強化9.7%、貧困格差の解消6.1%、原発から自然エネルギーの転換5.2%、資本主義のあり方の根本的見直し1.1%、TPP交渉からの撤退3.0%、秘密保護法の廃止3.3%、その他0.6%
社会を変えようと行動することについてどう思いますか
よいと思う58.1%、どちらかといえば良い39.5%、どちらかといえば良いと思わない2.0%、良いと思わない0.4%
あなたが行動することで社会に影響を与えることができると思いますか
できる14.1%、ちょっとできる44.8%、あまりできない35.6%、できない5.6%
社会を変えるためにやってみたいことはありますか
友人家族と議論する14.0パーセント、募金をする21.1%、SNSを利用した情報発信8.1%、選挙で投票する31.0%、デモや集会でアピール行動2.3%、署名をする12.6%、議員に直接意見を言う2.4%、特に何もしない6.5%、その他1.1%
昨年(2013年)国会で成立した秘密保護法についてどう思いますか
反対34.5%、賛成13.0%、わからない52.5%
今年(2014年)4月からの消費税引き上げの実施についてどう思うか
反対28.6%、どちらかといえば反対38.5%、どちらかといえば賛成27.1%、賛成5.8%
戦争の放棄を定めた日本国憲法第9条の改定についてどう思いますか
反対32.4%、どちらかといえば反対29.2%、どちらかといえば賛成26.3%、賛成12.0%
安倍政権についてどう思うか
不支持10.8%、支持24.0%、どちらともいえない65.2%