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柏原市議会2017年度初の本会議を終える

 2月16日から行われた柏原市議会の3月議会が、3月9日の本会議を終えました。今年初めの議会は、2017年度の各種予算が骨格扱いになります。骨格扱いの各種予算は、去年度から継続的な歳出入に止めています。ふけ正浩柏原新市長の下の各種予算は、6月の議会で補正予算案として提案されます。
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 2017年度一般会計予算案は、249億6848万3千円(前年度比6億586万7千円減、2.4パーセント減)です。歳入は、個人市民税が若干増やしているものの、法人市民税が減額に算入しています。これは、アメリカの経済不安に対応しています。国や大阪府からの補助金の獲得が少なく算入しています。地方債の比重が高くなっています。
 歳出は、①生活保護の民生費の減額算入や②国分寺大橋補修工事の地方債、③小学校中学校の設備工事、耐震補強工事の費用の増加、④柏原市民病院会計や上下水道企業会計国民健康保険会計への繰り入れが特徴です。
 2017年度国民健康保険事業特別予算案は、①2018年度に向けた大阪府への被保険者システム移行や②国や大阪府からの補助金の少なさを反映して算入しています。2017年柏原市民病院特別会計は、①受診減少を前提の診療報酬や②一般会計からの繰り入れ、③医療機器の購入や設備改善の費用を中心に算入しています。
 2016年度一般会計補正予算は、①柏原市会議員補欠選挙実施と②国分寺大橋補修工事、小学校中学校の設備工事、耐震補強工事のためです。柏原市会議員補欠選挙実施のための補正予算は、専決処分として986万円の計上をしています。歳入は、柏原市の雑入から算入しています。選挙費の中には①ムサシの票計数器や②期日前投票のアルバイトなどムサシ選挙用具一式が含まれています、
 国分寺大橋補修工事、小学校中学校の設備工事、耐震補強工事のための補正予算は、267億8854万6千円の計上してます。歳入は、国分寺大橋補修工事や小学校中学校の耐震補強工事への国からの補助金が妥当に乗り込まれているものの、小学校中学校の設備工事への国の補助金の獲得が少なく地方債で補っています。
 柏原市立サンヒルスポーツセンター条例案が提出されました。サンヒル柏原は、委託先が途中で撤退したために閉鎖されています。柏原市は、テニス場と屋外プールで利用者から料金を徴収や利用の内容を盛り込んでします。これは全会一致可決成立しました。
 3月1日の代表質問及び個人質問の後には、①2016年度柏原市一般会計補正予算と②訴えの提起についてが審議されました。①2016年度柏原市一般会計補正予算は、柏原市長選挙と同時に行われた柏原市会議員補欠選挙大阪府からの負担金です。討論がなく全会一致で可決成立しました。これは、リチャード コシミズや山崎康彦が提起しているムサシやグローリーの選挙関係の機材使った不正選挙を容認しています。
 ②訴えの提起については、岡本泰明前市長が開設した柏原健康推進財団が破産債務ゼロに対する異議申し立ての本裁判を進めるための銀案です。討論は、各議員から質問が出されましたが共産党の2名を除く賛成で可決成立しました。
 3月9日の本会議では、③2017年度一般会計予算案と④2017年度国民健康保険特別会計、⑤2017年度介護保険特別会計、⑥2017年度後期高齢者医療保険特別会計、⑦2017年度柏原市民病院特別会計、⑧2017年度柏原市水道会計特別予算、⑨2017年度柏原市下水道会計特別予算が審議されました。
 ③2017年度一般会計予算案の討論が行われました。討論は、予算組み替え動議の提案説明が共産党の山本真見からされました。組み換えは、①副市長を2名から1名に変えることと②陸上自衛隊八尾駐屯地での新人職員研修の廃止、③育みっ子柏原の学力テストの廃止です。共産党の橋本満夫が予算組み替え動議賛成と原案反対の討論を行い、政新会(自民党籍の会派)の山下亜緯子が予算組み替え動議反対と原案賛成の討論を行いました。採決では、組み換え動議が共産党2名の賛成のみで否決され、原案が共産党2名を除く賛成で可決成立しました。
 ⑥2017年度後期高齢者医療保険特別会計の討論が行われました、討論は、共産党の山本真見が反対の立場で行われました。採決では共産党の2名を除く賛成で可決成立しました。
 ④2017年度国民健康保険特別会計、⑤2017年度介護保険特別会計、⑦2017年度柏原市民病院特別会計、⑧2017年度柏原市水道会計特別予算、⑨2017年度柏原市下水道会計特別予算は、討論が無く全会一致で可決成立しました。
 柏原市議会の定数削減の議員提案が行われました。定数が17から16に代わる内容です。討論がなく全会一致で可決成立しました。これは、ムサシの票計数器や②期日前投票のアルバイトなどムサシ選挙用具一式を使った不正選挙の実施に通じます。
 中野隆司柏原市長が退任の挨拶が行われました。中野市長は、「12名の良識と教養、見識の高い議員の皆様にご賛同を得て、2017年度一般会計予算案の成立を敬意を表する。賛同頂けなかった2名の議員の皆様に関しては、真に遺憾の意を表します。これを持って最後の挨拶とします。」と地方自治体の議会の二元代表制を否定しました。そして、2年前の9月議会の度重なる不倫騒動についての言及は行われません。
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