☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

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マルクスとエンゲルスの労働者政党の意義

 彼らにとっての労働者政党は、労働組合の積極性と限界の両面を感じ取っていました。労働組合が、労働者階級の職業的な資本の横暴に対する抵抗組織として意義を持ちつつ、賃金制度(賃労働)の廃止と労働者階級の解放は、労働者階級の中で意識的かつ自覚された人たちで構成する労働者政党が組織する以外にありません。
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 エンゲルスは、労働者政党の結成の意義を労働組合の著作のなかで明らかにしています。「こういう意識(基本的悪は賃金が低いことでなく、賃金制度にあること)が労働者階級のあいだにあまねくひろがったなら、労働組合の地位はいちじるしく変化しないではおかない。労働組合は、労働者階級の唯一の組織であるという特権をもうもたなくなるであろう。個々の職業の組合とならんで、あるいはそれのうえに、全般的な結合体、全体としての労働者階級の政治組織が、かならずうまれるにちがいない」。
 また、マルクスは、労働組合の過去・現在・未来の著作の中で労働組合の将来に向けて労働者階級の解放についてあきらかにしています。「労働組合は、これまであまりにももっはら資本にたいする地域的な闘争だけを念頭においてきた。自分の歴史的任務の意識にめざめ、労働者階級の完全な解放という偉大な利益のために、労働者階級の組織化の焦点として意識的に行動することをまなばなけれぱならない。・・・・労働者階級の解放にむかってすすむあらゆる社会的・政治的運動を支持し、自分を全階級の行動的闘士かつ代表者とみなさなけれはならない。」
 労働者階級の先進層は、労働組合で経済闘争と政治闘争の結合を常に追求して共産主義の学校としての労働組合の教育活動に取り組まなければなりません。労働者政党が選挙のための政党でなく労働者階級の意識の向上と大衆路線の名のB層レベルへの迎合からの脱皮を追求するべきです。