既存の建築物の
耐震診断と耐震補強の講習会が各地で行われています。鉄筋コン
クリート構造や鉄骨鉄筋コン
クリート構造、
木構造の1981年以前と1981年から1995年までが対象とされます。
耐震診断と耐震補強は、①診断料と補強の工事費の高さや②補強の工事時の仮の住居や仮の工場など仮の建築物への移転の保障、③診断の結果からの建築物の解体への説明で困難を強いられます。
既存の建築物の
耐震診断と耐震補強は、国や
自治体の財政補助や仮の建築物への移転保障、耐震補強での瑕疵を含めた対策を講じるべきです。建築構造設計者は、講習会での技術面のスキルを磨くだけでなく建築物の安全性の追求とユーザーからの疑問にしっかりと答えられることを身に付けるべきです。