全国一般労働組合は、1955年に総評の援助で中小企業や既存の労働組合に組織されていない産業を対象にした一般労働組合です。
働く者の篤き思い 自治労全国一般50年史
この組合の結成の意義は、①零細企業や地場産業での労働者の労働条件の向上、②企業意識の強い労働組合の克服、③地域レベルによる労働市場の切り下げの規制、④少数の組織や多数の組織の多様さです。しかし、全国一般労組の幹部が、社会党や日本共産党、新左翼などの政治グループに所属や新しいナショナルセンターの結成を巡って組合員を巻き込んで3つの全国一般を作らざるを得なくなりました。
全国一般が、様々な問題を抱えていても中小企業や非正規労働者、様々な業種での労働者の労働条件の向上に貢献できることです。働く者の篤き思い 自治労全国一般50年史