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日本国憲法は、宝というほど革命に無意味な法制度

 私は、日本国憲法が「日本の宝」とか「世界の誇り」と言った護憲勢力のスローガンに異様さと浮足立っていることを感じています。憲法の第9条があっても、自衛隊ができたり、労働者間の格差ができるほどアメリカいいなりと日本の大企業の搾取が続けられています。
 新世紀ユニオンと言うナショナルセンターに与しない無党派を貫いている地域合同労組が日本国憲法の問題点を指摘しています。
新世紀ユニオンのサイト

 2004年に日本の護憲勢力による「9条の会」の運動が始まり、今年は「9条世界会議」なるものが5月に開催される。「9条は日本の宝」と言い、最近では「9条は世界の宝」と言っている。しかし彼らは何故宝なのかは説明しない。

 現日本国憲法の制定権力はアメリカ(GHQ)である。日本を従属国とするため、アメリカが日本に軍隊を長期に駐留させるために戦争放棄と非武装憲法を占領下で押し付けたものである。

 つまり憲法9条は対米従属条項であって、これを“宝”などと言う人はアメリカの手先としか見えないのである。日本が戦後60年以上も平和であったのは覇権国家アメリカの属国であったからである。決して憲法9条の結果ではない。

 アメリカ政府が日本に自衛隊の海外派兵を要求し、そのために自民党改憲策動や恒久法制定の動きが強まっている。この自衛隊の海外派兵に反対する事は正しいし、改憲反対も正しい。しかしだからと言って「9条は日本の宝」と主張するのは完全な誤りである。

 日本がアメリカから自立したとしても9条の戦争放棄と非武装ではすぐに他国の侵略を招く事になる。

 改憲勢力(自民など)も護憲勢力(共産・社民など)も共に本質的に対米従属派である事は日本民族にとって悲劇である。日本の平和主義を守るには、戦争勢力であるアメリカから自立し、自主防衛による中立・平和路線が正しい選択なのである。

 アメリカが日本を従属支配のために作った憲法を「日本の宝」などと主張するのはバカタレか売国奴としか言いようがない。

 現日本国憲法には、憲法裁判所の規定がない、裁判所は違憲判断を回避するか、違憲を認めても判決に実効性が無いのである。しかも日本には自衛隊という軍隊がすでに存在している。憲法9条は空洞化しており、今日ではGHQの占領時代の“化石”のようなものであるにすぎない。

 世界中で軍事侵略が公然とやられている時代に憲法戦争放棄と非武装を、世界に向かってすばらしい“宝”と称える事は、侵略者(アメリカやイスラエル等)を喜ばせる事でしかない。「9条の会」は非常に無責任な運動である。

 すでに形骸化している憲法を「日本の宝」と主張する事は、明らかに法的観念論であり、彼らの戦争放棄と非武装では国民を守る事はできない。

 日本の平和主義を守る上で重要なのは、戦争勢力であるアメリカから自立する事である。ところが「9条の会」の人達は対米自立を主張しない。彼らの「護憲」で喜ぶのは日本を従属国として“うまい汁”を吸っているアメリカなのである。

 繰り返して言うが、日本の平和主義を守るには、対米自立によって平和・中立の日本を創る事であって、形骸化している憲法を「9条は日本の宝」と称える事ではない!

 私は、日本国憲法を日本の法制度として位置付けているだけです。日本は、アメリカから独立をして60数年にわたる自民党政治を終焉するべきです。