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国立循環器病センターの看護師の村上優子さんの過労死

 国立循環器病センターで看護師の村上優子さんは、2001年2月13日にクモ膜下出血で倒れて、3月10日に死亡しました。
 両親が、優子さんの死に疑問を抱き、弁護士に相談をしました。両親と弁護士の調査で明らかになったのは、病院の資料で残業が月16時間となっていましたが、メールの記録や同僚の話から月80時間もの残業を強いられていたことでした。優子さんは、三交替な勤務の上に80時間の残業のためにかろうしをしたのです。
 両親は娘のためにではなく、優子さんのような悲劇を繰り返さないために、労災認定の取り組みと安全配慮義務違反で国を訴える裁判を起こしました。
 2004年5月20日、厚生労働省は労災認定申請を公務外としました。大阪地方裁判所は、同年10月25日に村上優子さんを過労死と認めませんでした。大阪高裁は2007年2月28日に控訴を棄却する判決を出しました。優子さんの両親は、最高裁に上告しました。
 労働安全衛生法改定案が、2005年の衆議院選挙後の国会で自民党公明党民主党社民党の賛成で可決されました。ネオコン派と護憲一本槍派、政教一致派が束になって過労死の基準の緩和を認めたのです。
 私は、社民党の活動家に「社民党が、過労死に認定の基準を甘くする改定案に賛成したことにどう思いますか。」と聞いてみました。この活動家は、「このときの国会は、障害者自立支援法の方が大事だ。君が、この法案に反対するならあなたが一人でロビー活動や社民党内のプレゼンテーションをしなかったのかね。」と社民党への責任を不問にしています。
 このような社民党の活動家の態度が、護憲のみ選挙で労働安全衛生法改定案の賛成をひた隠しをしたのです。社民党民主党が、看護士の村上優子に謝罪し、労働安全衛生の抜本的改定に全力に取り組むことです。
看護師・村上優子さんの過労死認定・裁判を支援する会