成人式の参加の年齢引き下げの困難

　成人式は、多くの地方自治体の要望から１８歳から参加が困難になりました。当面は、２０歳です。１８歳や１９歳は、大学受験や就職活動で忙しく、どちらか日程をずらすことは困難です。

　定住外国人の新成人が増えてきて、外国語がわかる市町村職員の採用が必要になります。成人式は一ヶ所でなくいくつかの地区ブロックに対応する施設に分散して欲しい要望があります。

　分散開催は、政令指定都市や東京都内の特別区で可能です。しかし、中核市や人口規模の厳しい地方自治体は、分散開催のために職員の配置の確保が必要です。

　成人式の運営は、教育委員会の行政フォーマットでなく新成人が企画して、新成人が演じて、新成人が感動するように全国にひろげなければなりません。