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尼崎市長選挙の結果

 尼崎市長選挙が11月11日告示、同月18日に行われました。立候補者は、稲村和美尼崎市長(無所属)と流目茂共産党尼崎地区委員会委員長代理(共産党推薦無所属)です。稲村和美が。72390票得て3期目の当選をしました。
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 稲村和美の72390票と流目茂の19596票の差が、トリプルスコア以上の結果は、①市場経済第一を前提にした民営化と外注化推進の稲村和美と②住民の税負担や保険料負担、尼崎市の施設の集約化反対の流目茂の立場が、今回の尼崎市長選挙でわかりました。
 選挙の争点は、①1993年の尼崎市会議員全員の不正な出張費用の不正を教訓にした情報公開と②稲村和美尼崎市長の無理な財政再建の是非、③民営化やPFIによる市場経済優先の市制運営の是非、④国民健康保険介護保険の料金の是非を問いました。
 稲村和美は、緑の党グリーンズジャパンの支援を受けて、公明党日本維新の会の水面下の支援で3期目の当選をしました。
 流目茂は、稲村和美尼崎市長の市場経済第一や民営化推進、外注化推進に同調できないために①兵庫県運営の国民健康保険料の引き下げや②小中学校の給食の自校方式の転換、③市役所業務の民間委託の見直し、④尼崎市立の施設の大幅な廃止の見直しで共産党や同党にまつわる市民団体のメンバーの支持固めをしています。
 尼崎市は、三菱グループの企業や住友グループの企業を相手にニューコート帝国の政治支配や経済支配を前提にした①住民の生活に無理をさせる財政再建や②情報公開を名目にした成果第一、③定住対策による尼崎市民の確執、④国民健康保険介護保険、医療対策、教育対策を含んだ住民の生活第一の立場の低下、⑤尼崎市の業務の民営化や外注化によるコスト削減第一になっています。
 尼崎市長選挙の結果は、①低所得者が安心して住みつけられるまち、②地方自治体の民営化外注化をやめさせる、③尼崎市内の中小企業の経済振興、④地方自治体のニューコート帝国支配の広がりをやめさせることです。
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