三里塚芝山連合空港反対同盟が東京高裁の成田空港会社の農地の小作権解除の控訴審勝利のパンフレットを発行しました。
新東京国際空港の建設が１９６６年に米軍チャーター機の羽田空港の利用の増加を理由に千葉県成田市三里塚の農地に閣議決定を行われました。三里塚の農民たちが閣議決定による建設着工に反対するための三里塚芝山連合空港反対同盟を結成しました。
反対同盟は、①１９７１年の２月の第一次強制代執行、②９月の第二次強制代執行、③１９７８年の動労千葉によるジェット機燃料貨物輸送阻止のストライキ闘争連帯、④１９８９年の成田空港治安法による反対同盟の団結小屋の取り壊し阻止闘争、⑤２００２年の暫定滑走路の着工のための農地法に取り上げ裁判を闘い抜いています。
日本航空のパイロットと客室乗務員解雇撤回闘争が、動労千葉と三里塚芝山連合空港反対同盟と連帯できないために東京地裁での棄却で困難になっています。それは、空港反対同盟と付き合うなとか動労千葉と付き合うなと言うネガティブな意見がはびこっているからです。
三里塚で取れる農産物は、無農薬と有機栽培です。種類は、５０種類です。日本の政党や労働組合、市民団体が成田空港反対運動が終わった成田空港の完成しないとグローバル化に遅れる、成田市の財政再建ができないと言う伝説に同調しています。三里塚における空港拡張反対闘争は、農地確保と航空のグローバル化反対、航空労働者のリストラ反対を激励します。
