日本の職場の環境は、一生涯正社員や同じ企業に定着が崩壊しています。それは1990年代後半から2000年年代、現在まで起っています。
転職の時の面接は、面接担当者が求職者に転職歴の具体的理由や取得免許の有無を聞かれます。求職者が求職歴の理由を旨く答えなかったり、取得免許がなかったりすると不採用の差別を受けて、自分が望まない求職活動に陥り、長期間の失業になります。
日本の政党や
労働組合、市民団体は、一生涯正社員や一企業の勤務第一の理想を持ち続けているので、転職歴の多い方々の付き合いや交流を避けています。
非正規社員の正社員化や派遣労働の正社員化は、正社員化を優遇させて転職歴の多い方々の雇用関係の確立を後回しにしています。
私は、①正社員や
非正規社員を社員とすること、②長期間勤務と短時間勤務が選択できるような生活ができる勤務、③転職歴を理由にした賃金ないし採用の差別の撤廃、④派遣労働による擬装社員化を止めること等が日本の政党や
労働組合、市民団体の取り組む課題になっていると感じます。