6月8日告示、同月15日投開票の尼崎市会議員選挙(定数42)の結果は、自民党や公明党、日本維新の会の全員当選、れいわ新選組や参政党、日本保守党の新人当選、民族保守の政治団体やNHK党の候補の当選が目立ちました。
当選の内訳は、自民党6、公明党11、日本維新の会7人、立憲民主党2、国民民主党1、共産党3、れいわ新選組1、参政党1、日本保守党1、諸派2(NHK党や民族保守の政治団体含む)、無所属7(市民運動系2、保守系1、その他4)でした。
尼崎市議員選挙のこの時期の実施の理由は、1993年に尼崎市会議員全員が視察の不正支出で辞職を受けて、すべての新人が争い、32年が経ちました。
尼崎市を含む兵庫県内の自治体運営が、尼崎市会議員選挙を通して、首長の職員からの内部告発者に対する加害で、今回の選挙で自治体の情報公開や職員の内部告発ができる流れに変化できるか問われていました。
32年前の尼崎市会議員選挙の様相が変わり、何もなかったのようになりました。
次の尼崎市議会が32年前のような不正常な事態に陥らず、尼崎市から提出されて予算や決算、条例、人事、工事契約のチェックを果たせるように期待する。