私は、一昨日全港湾建設支部の古い幹部と今日の内外情勢と組合の今後、建設関連の状況を語りました。建設関連の労働者は、企業籍のある方と企業籍の無い方が混在しながら、重層の下請けとスーパーゼネコンを頂点にした支配を受けています。
全港湾建設支部は、1969年に建設産別の労働組合がない中で関西地方本部と山本敬一元委員長、尾上文男元総評オルグが協力して釜ヶ崎の日々雇い労働者や建築設計事務所、ビルメンテ、建設コンサル、清掃、一般職種を組織して、倒産や破産を受けて企業再建に取り組んでいました。
しかし、企業籍のある方と企業籍の無い方が解雇や賃金カット、倒産、バワーハラスメントを受けても同僚に気を使って泣き寝入りします。労働組合が組織の数の少なさに嘆く前に泣き寝入りする仲間の実態を知ることから活動の源泉なのです。