2011-07-11 建築知識2011年5月から見た地震による被害の実相 建築、土木 #福島県 私は、この本から東北地方の地震の被害の実相を見ました。被害の多くは、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物です。建物の被害が、①柱の座筒や②柱のせん断破壊です。木造の被害は、あまり見られません。理由は、柱と土台に緊結しているホールダウン金物で引き抜きの力を支えてからです。 地震の原因や規模があまり明らかにされていませんが、柱の断面は、少しサイズを上げることや帯筋の配置の方法の検討が必要と考えられます。