大阪府知事選挙が23日告示で始まりました。投開票は、4月9日です。
主な候補は、谷口真由美大阪芸術大学客員准教授(自民党大阪府連、立憲民主党大阪府連推薦)と辰巳孝太郎元参議院議員(共産党推薦)、吉野敏明歯科医師(参政党公認)、吉村洋文大阪府知事(大阪維新の会公認)の4名です。
選挙の争点は、①IR(統合型リゾート施設)に付随するカジノ施設の誘致、②10年以上にわたる大阪維新の会主導の大阪府政の点検、③新型コロナウイルス関連死の原因究明、④防災減災対策、④教育や医療機関、保健機関の大阪府大阪市一体行政の是非です。
谷口真由美候補の支援者は、まず大阪維新の会やアンチ大阪維新の会の2大勢力に該当しない住民に大阪維新の会主導の自治体運営の問題点や改善点を含めた市民の生活や健康を重視する自治体運営に転嫁できるように様々な会議や座談会で支援者や協力者を集めています。
アンチ大阪維新の会とアンチ安倍晋三の勢力が、辰巳孝太郎候補の支援に動いています。
大阪維新の会主導の大阪府の自治体運営は、①住民向け施設の統廃合や②大阪府と大阪市の医療施設の統廃合、③大阪府と大阪市の研究施設の統廃合、④大阪の経済の底上げの施策を怠る、⑤大阪の学力レベルの低下を進めています。
橋下徹時代を含めた地方自治体運営は、①所々の歳出の無駄の現れや②単年度黒字を理由にした財政赤字の実情をごまかす、③職員のやる気を失わせる、④大阪府に住み続ける魅力を失うと言った他県に例のない混乱と停滞を招いています。
大阪府知事選挙は、停滞と混乱を招いた大阪維新の会主導の自治体運営をやめさせて、大阪の経済の底上げや学力向上、住民の生活の底上げに役立つ大阪府知事と大阪市長の誕生のきっかけにしよう。