大阪府知事選挙(3月21日告示)と大阪市長選挙(3月24日告示)が4月7日投開票で行われます。2つの選挙は、松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長が大阪都設立の再度の住民投票の実施に向けて、辞任を受けて行われます。
両氏は、大阪都設立のための大都市設立協議会で4月の再度の住民が不調に終わり、辞任の上でクロスのダブルで信を問います。

大阪府知事選挙の予定候補者は、小西禎一前大阪府副知事(自民党と公明党推薦)と吉村洋文前大阪市長(大阪維新の会公認)です。一方、大阪市長選挙の予定候補者は、柳本顕前大阪市会議員(自民党と公明党推薦)と松井一郎前大阪府知事(大阪維新の公認)です。
小西禎一前大阪府副知事と柳本顕前大阪市会議員の急遽の擁立は、自民党大阪府連と自民党本部が連携して①大阪府と大阪市の実情を理解していること、②大阪維新の会主導の地方自治体の運営を止めさせることを実行できるからです。アンチ大阪維新の会とアンチ安倍晋三の勢力の突出ができないように配慮しています。
大阪維新の会主導の大阪府と大阪市の自治体運営は、①住民向け施設の統廃合や②大阪府と大阪市の医療施設の統廃合、③大阪府と大阪市の研究施設の統廃合、④大阪の経済の底上げの施策を怠る、⑤大阪の学力レベルの低下を進めています。