世界女性デーが明日から集会やイベント、学習など様々な形で行われます。この日は、アメリカ発の女性参政権の実現やロシアの社会主義革命から女性解放と結びつくためです。
祝日は、ロシアとキューバ、旧ソ連邦の一部の国、アジアの一部の国です。世界女性デーが認知している国は、ベトナムやチリ、ヨーロッパの一部の国です。
世界女性デーの催しは、新型コロナウイルスの影響の下でも行われます。スペインの有力紙が、男性優位が新型コロナウイルスの蔓延より人を殺すと言うコピーは日本を始め家庭や職場、議会、学校、居住地にわたって蔓延していると言わざるを得ません。
日本の世界女性デーが、自民党や公明党、日本維新の会、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党、労働組合、市民団体がそれぞれの立場で動画や画像、演説を通して両性共同参画やジェンダー格差解消をアピールしています。
しかし、①ジェンダー格差解消の方法や②選択的夫婦別性の是非、③生理休暇の取得、④産前産後休暇、⑤シングルマザーの処遇の違いがまだまだ根強い。世界女性デーの意味は、男性優位が少なくなり職場や家庭、学校、政党、労働組合、市民団体のあいだで女性解放の風を広げる。