大学入学ランキングが、ネットワークやニュースで出ています。大学が、国公立や私学を問わずにオープンキャンパスを開いて少ない高校生に授業やクラブ、就活の魅力を宣伝しています。
学生自治会の出身者が学生自治会の盛んな頃を懐かしむ余りに現在の学生の実情を理解せず嘆いています。この頃の方々は、①勉強をまともにしない、②学生と対話しながら学生自治会の活動を軽視する、③集会参加に興味を持ちすぎる、④内外情勢の捉え方が古いです。
学生が入学して1年一般教養科目の単位取得を経て、2年から3年の間に専門科目の勉強と就活に追われて、大昔の学生の先輩の生活より厳しくなっています。そして、学費の高さと奨学金の返済のためにアルバイトが必須です。
大学の実情を交流と悩みを語れる市民運動は、皆無です。学生自治会は、①大学のカリキュラムの改善や②研究条件の改善、③大学の施設の改善、④学費の値下げの昔から培われた実践に加えて⑤就活の弊害の改善、⑥学内の学生の活動の禁止の廃止を目的にした全学生加盟の市民運動として再建することです。しかし、学生自治会が少なくなり、学生の個々の交流ができるグループの市民運動も大事です。
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