今年初めての国会への期待

　今年の国会が、１月１８日の開会しました。国会は、２０１０年度の予算案の成立が焦点になります。鳩山由紀夫政権は、自民党政権時代の官僚主導の予算の決め方から政治家主導の予算の立て方に改めようとしています。
　予算案は、まず土木・建築・道路などの既得権の確保から住民の生活支援の財政構造への転換をしています。これは、コンクリートから人へと言う鳩山政権のビジョンの基礎となり得ます。

　民主党や社民党、国民新党が、自民党や公明党による小沢一郎民主党幹事長への政治資金疑惑追及を利用した今年度補正予算と来年度予算の不成立への挑発に乗らずに①住民の生活の向上や②中小企業が中心の産業構造への転換、③住民本位の地方自治の確立、④米軍基地の縮小のために今年の７月の参議院選挙を通して住民からの共感ですすめていきます。

　しかし、民主党の小沢一郎幹事長による国会運営の改革の提唱（官僚答弁の禁止や内閣法制局の答弁禁止、法案提出権など）や普天間米軍基地の移設（下地島への移設、普天間と嘉手納米軍基地の併用、硫黄島への移転、グアムへの米軍側の移転費の増額など）は、自民党とアメリカ、財界、マスコミによる謀略やデマコギーで難しい局面に入っています。これらの謀略やデマコギーは、自民党政権復帰のためです。決して、これには組みできません。

　私は、国会での予算案審議を通じて①アメリカ合衆国の従属から自立と②労働者の生活第一、③住民の生活第一、④住民本位の地方自治体の確立、⑤自民党政権復活の阻止、⑥景気回復と環境保護の両立のきっかけ作りのためになるようにサポートしていきます。