ヨーロッパ連合議会選挙は、 5月22日から25日まで投票されました。選挙の結果は、①ヨーロッパ人民・キリスト系の大幅な減少と②社会民主主義グループの伸び悩み、③緑グループやリベラルグループ、保守グループの停滞、④共産主義・緑左派グループの微増、⑤極右・反ヨーロッパ連合派の増加です。

ヨーロッパ人民・キリスト系と社会民主主義グループ、緑グループ、リベラルグループ、保守グループの市場経済容認や移民対策が批判になっています。極右勢力の増大は、移民対策をヨーロッパ連合の脱退の世論形成の成功を物語っています。共産主義・緑左派は、市場経済や脱原発、極右勢力の進出阻止で一定の受け皿を示してます。
日本の政治は、2012年の年末の衆議院選挙や2013年の夏の参議院選挙で自民党の多数支配の一強他弱の状況になっています。自民党や民主党の一部、日本維新の会が、日本国憲法の従属の特徴を突破して、自主憲法制定の名のユダヤ金融の日本支配を強めるために連携しています。これらの勢力は、中国や韓国との紛争体制の準備、アジアでの戦争態勢の準備を志向しています。
私は、ヨーロッパ連合議会議員選挙の結果から①安倍政権の一強他弱の政治状況の打開のための野党のばらつきの克服、②市場経済第一と原発再稼動、反中思想への批判勢力の受け皿、③各種の選挙における不正選挙の実施の阻止、④大阪維新の会の大阪における影響力の低下をしていきます。

