☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

ぶどうの出店は、6月の予定です。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。来年もよろしくお願いします。

今年の建築関連の景気

イメージ 1
イメージ 2
 今年の建築関連の景気は、2005年以来の建築確認申請の審査の遅れと申請業務の煩雑さ、金融危機、不動産価格の下落、材料費の高騰で倒産や工事費の切り下げ、賃金の未払いで危機の状況になっています。
 業界の体質は、封建的ないし男性体質を抱えているために若年者から見放されています。後継者対策がうまくいきません。設計や施工管理、職人などの建築関連の労働者は、残業や休日出勤、工期一杯を前提にした突貫工事、労働災害、メンタルストレス、じん肺などの被害を受けながら業務に取り組んでいます。
 今までの建築の景気は、①国や地方自治体の大型の建築工事への依存と②ゼネコンやハウスメーカーによる重層な下請けからの受注、③入札における談合体質への癒着で行われていました。建築関連の景気の回復は、多少の時間がかかります。しかし、既存の建築物への耐震工事や設備のメンテナンス、外観の損傷の補修は、ベテランと若年者が協力してできると考えられます。
 建築関連の微力ある体質は、①建築関連の労働条件の向上と②建設業退職金共済の建築の全職種への適応、③奴隷残業の根絶、④ベテランによる若年層への技術の伝承などを取り組めば変わると考えます。
イメージ 3