2010-07-16 なかむらみのるの郵便屋さんと恩田の人々 労働者文化 #小説 私は、なかむらみのるの1989年の出版の恩田の人々を読む中でこの本を見つけました。恩田の人々は、全逓労働組合の日本社会党との協力関係を拒否した共産党員が処分されて、全逓の組織改善のためのグループの活動で職場の仲間との信頼関係を作り、全労連の結成を目前にして郵便産業労働組合(郵産労)の結成に向けてのストーリです。 郵便屋さんは、2005年の郵政民営化で苦悩する郵政職員の姿を描いています。郵政民営化の闘いは、郵政職員だけでなく特定郵便局の管理職、自民党の国会議員、地方自治体の議員が協力して取り組みました。 この本は、郵政会社改革法案の成立に向けての指針になりそうです。