2008-06-09 沖縄県議会選挙の結果と衆議院選挙への教訓 政治、地方政治 #選挙 沖縄県議会選挙は、6月8日投開票されました。結果は、自民党や公明党の仲井真弘多沖縄県知事を支える与党が後退し、野党の議席が増加しました。 選挙の争点は、①米軍普天間飛行場の名護市への移転、②沖縄の経済の振興、③後期高齢者医療保険の是非でした。 選挙の各党の議席 自民党 16、公明党 3、民主党 4、社民党5、日本共産党 5、沖縄社会大衆党 2、そうぞう 1、諸派 3、無所属(与党系 3、野党系6) 今回の選挙は、沖縄県民が米軍基地の機能強化や後期高齢者医療保険について沖縄の平和や生活、高齢者の健康に逆行することに批判を向けたのです。沖縄県議会が、野党が議会の多数になって、知事や与党へのプレッシャーをかけます。 野党は、この選挙を教訓する場合に、それぞれの党派優位にならないこと、自民党と公明党の連立政治を辞めさせるためのよりまし政府を作るために結束すること、小選挙区で野党の候補者の乱立をやめること、よりまし政府の共通のマニフェストや綱領を決定することです。