シングルマザーの学習会

　私は、大阪市内でシングルマザーについての学習会に参加しました。講師は、大学の研究者やジェンダー研究者です。講師は、厚生労働省や大阪市の資料、シングルマザーのNPO法人のアンケートからシングルマザーの経済、仕事、子育てなどで雇用対策、財政支援を強調しました。
　私は、質問で「シングルマザーの就学援助の所得基準の引き上げは、どう考えているのか？」、「シングルマザーの方が、元のパートナーへの養育費の訴訟の判例についてどう考えているのか？」、「労働組合の男性幹部が、シングルマザーを含めた女性の気持ちや男性優位の建設業界の女性職員の実状を知ろうしないので、労働組合の男性幹部への苦情の受け皿をどう考えているか？」を質問しました。
　講師は、「就学援助は、非課税を含めた低所得に増やすべきです。」、「養育費の裁判にのぞむシングルマザーは、余裕のある方です。養育費の増やす法律の制定が大事です。」、「男性幹部の苦情を聞いたことがない。建設業界の女性職員の実状は、知らない。」と答えました。
　私は、講師が資料の調査だけでシングルマザーの政策提起しているだけで、シングルマザーの実状の調査を積み重ねているうえでの経済政策、教育環境の整備、雇用対策、メンタルのケアを含めた政策提起をするべきです。