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ぶどうの出店は、6月から再開しました。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。よろしくお願いします。

建交労(全日本建設交運一般労働組合)第8回建設関連全国交流集会

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 建交労の第8回建設関連全国集会が、中央区の晴海ふ頭付近のホテルマリナーズコート東京で先月の11日と12日の2日間に亘って行われました。主催は建設・関連全国部会が主催しました。
 この会議は、「技術を平和・国民のために魅力ある建設産業とはたらきがいある職場づくり・よりよい公共事業めざして」をテーマに開かれました。建設関連の職場は、ゼネコンが公共事業の縮小や民間工事の縮減を理由にリストラを大規模にすすめながら、職場や現場に成果主義賃金の導入やサービス残業の横行、労働災害隠し、倒産・破産などの中で仲間の生活と権利を守ってたたかうかにかかっています。集会は、職場や業種の実態やたたかいの経験を学習をし、交流することが目的です。
 私は、集会を2日間参加する予定でしたが、夜行バスの出発日を金曜日のところを土曜日にしたために、記念講演や前半の全体討論には、参加していません。そのために、集会は、日曜日の午前中しか参加できていません。集会には、50名近くが参加し、建設関係の業界関係者や連合のオブザーバー加盟の日建協の仲間も参加をしました。
 私がこの集会に参加して感じたことは、建設関連(測量・地質調査・建設コンサルタント・建築設計)やゼネコン、サブコン(専門工事業者)の各業界が、設計料や工事費が引き下げられているのもとでの賃下げやリストラ、倒産が起こしていることや職場では派遣労働者や請負が正社員と一緒に働かしていることを知りました。集会に参加した各支部・分会は、労働者に各級ごとの査定による賃金制度への改悪、各個人の携帯電話のアドレスを聞き取るための徹底した労務管理サービス残業の蔓延、経営の赤字による銀行の買し渋り、女性労働者が結婚後にも安心して職場復帰ができないようになっていることなど建設関連での職場の深刻な現状が出されました。
 建交労の藤好執行委員は、各職場の現状報告を受けて、「職場の現状は、国土交通省に見られるように正職員を辞めさせたうえで請負にしているケースが多い。請負で働いている人が正職員の時よりもかなりの長時間労働で働かされている。請負の人は、労動基準法上の適応を受けていない。私たちは、派遣や請負の仲間を組織化することが大事だ。」と参加者に組織拡大の重要性を訴えました。
 私は、「最近の設計事務所では、個人の労働者に独立を前提にした会社運営をしているところがあります。ここの職場では、一件の売り上げの20パーセントを会社に上納して、一定の売り上げを上げなければ給料は前貸しの形で支払って、いずれか給料分を返済すると言う一人ひとりの労働者を個人事業主をように取り扱っています。」と報告しました。そして質問として、「建交労や生公連がゼネコンとの交渉で青年労働者の新規・途中採用の件で、ゼネコン側が次代の後継者を育てていくことが技術の伝承にかかわる回答しています。しかし、リクナビネクストなどのサイトでの有料職業紹介が青年労働者の求人紹介をしています。建交労として、青年労働者の雇用拡大についてどう思われているのか聞きたい。」と質問をしました。
 私の質問について藤好執行委員は、「次の大会では規約改正で『労働組合として無料職業紹介の結成』を入れていきます。これは、政治とのかかわりがあるので注意をしていきたい。それは、生コン職場での労働者供給事業を参考にして建設労働者へのピンハネなしの企業への供給ができるようにしていきたい。」と答えました。
 集会は、職場での運動を産業別の視点で克服していくこと、ダンピングや倒産、労働安全、サービス残業なども産業別労使関係の確立で解決してことを確認しました。最後に、参加者が団結ガンバロウーで散会をしました。参加者は、1日目のの懇親会で少しお疲れのようでしたが、各職場の現状が業界の事情と関係していることを知りました。
 私は、集会のあとに赤坂や原宿、表参道、六本木、東京駅などの風景を写真を撮ったりしました。私は、赤坂(TBS前)や六本木での再開発が目だっていることを感じました