2010-07-02 参議院選挙のマニフェストでの文化について 文化 #その他文化活動 参議院選挙の主要な政党のマニフェストでの文化については、民主党や自民党、公明党、国民新党が振興策や保存、継承策、農業での文化の定着などを取り上げています。しかし、日本共産党や社民党は残念ながら文化政策を取り上げていません。 それは、新自由主義や伝統保守などの保守政党が、文化政策の実現の実績や芸能関係者との緊密な連携を図っているからです。日本共産党や社民党、新左翼などを含めた日本の左翼は、芸能界やマスコミとの対抗意識から労働者芸術やプロレタリア芸術、アンダーグラウンド芸術、民主芸術などを作ってサポーターや芸術者を作ってきました。公明党は、創価学会関係者で芸能関係者を輩出しているためです。 しかし、日本のほとんどの政党が、職場や地域、学校から独自の文化が誕生や進出に対応できでいません。芸術での政策は、①芸術活動できる施設の充実、②新しい文化の振興、③伝統芸能の継承策、④古墳や神社、寺院などの文化財の保存と研究、⑤若年者向けの芸術の振興を真剣に目を向けて取り組むべきです。