おおさか社会フォーラムへの問題

　おおさか社会フォーラムは、政党や政府関係者の出席を控えるように指摘しています。しかし、参加者が、反小沢一郎や民主党政権打倒を前提にした運営になると、明らかに左翼側の第３極の結集や護憲勢力の結集になります。このような結集の呼びかけが、アメリカからの自立どころかアメリカとの従属関係の下での反グローバル運動に変質します。
　日本の左翼勢力や市民運動は、おおよそアメリカからの自立の戦略の無さや民衆のさまざまな運動への立ち上がりの方針の不十分さを抱えています。それは、左翼勢力の第３極の結集と護憲勢力の結集に囚われて民衆の新自由主義への対峙の芽を育てる能力を持っていない現われです。

　私は、おおさか社会フォーラムで①民主党政権の下での民衆の立ち上がり、②小沢一郎民主党幹事長へのネガティブカンパニアの狙い、③地方自治体の政治の遅れと変革の流れも含めた問題意識を持って参加したいと考えています。