バンクーバーオリンピック閉会式が、２月２８日（日本時間３月１日午前中）バンクーバー市内のＢＣブレースで行われました。参加者は、それぞれの国旗を掲げて入場しました。参加者が、歓談や記念写真の撮影を交えながら、４年後のロシアのソチでの再開を願いました。
今回のオリンピックは、開催前の練習中での死亡事故や会場のコンディションの悪さが起こりました。事故やアクシュデントは、オリンピック開催のために建設完成ありきの失政と安全対策の不備から起こっています。
しかし、カナダやアメリカのメダル獲得の多さや中国、韓国のメダル獲得の倍増が、選手任せでなく政府や企業の一体化によるオリンピック強化策の結果です。日本は、選手や関係者が、自己負担でオリンピック対策をしています。企業は、アメリカによる恐慌による経営不振で冬のスポーツへの援助から撤退しています。政府は、自民党政権時代のスポーツ対策の貧困さから抜け出していません。
日本の冬のオリンピック対策は、まずオリンピック関連の協会への天下りの禁止や協会への特別会計の取り崩しから財政面からの見直しを進めるべきです。選手の強化策は、財政面の見直しを前提にして①メダル獲得のため計画、②後継者育成、③冬の競技施設の拡充、④選手への医療体制の確立、⑤オリンピックの不出場の競技の強化（短期、中長期）を具体的に進めることです。しかし、カナダやアメリカのメダル獲得の多さや中国、韓国のメダル獲得の倍増が、選手任せでなく政府や企業の一体化によるオリンピック強化策の結果です。日本は、選手や関係者が、自己負担でオリンピック対策をしています。企業は、アメリカによる恐慌による経営不振で冬のスポーツへの援助から撤退しています。政府は、自民党政権時代のスポーツ対策の貧困さから抜け出していません。
