日本郵政株式会社は、4月1日付けで日本通運と連携して郵便輸送部門の正職員や契約社員にJPEX(ジャパンエクスプレス)への出向を命じていますが、職場の仲間が抵抗しているために出向が進んでいません。この出向は、正職員に低賃金と契約社員に雇い止めを進めて、JPEXが気に入らない労働者をパージするためです。

出向を容認しているJP労組は、7月12日投開票の東京都議会議員選挙で民主党の候補者を推薦しています。民主党の都議会議員は、労働者とりわけ非正規労働者の苦しみや闘いを理解しない、闘いを妨害する立場です。
ジャパンエクスプレスによる郵便輸送労働者への出向反対の闘いは、郵政労働者が中心になって日本郵政株式会社とJP労組の攻撃に毅然とした態度で臨み、地域や個人の連携で取り組むべきです。