２００９年１月２６日付の民主青年新聞で今年の成人式でのアンケートの結果について

　日本民主青年同盟（民青同盟）が、２００９年１月２６日付の民主青年新聞で今年の成人式でのアンケートの結果を発表しました。アンケート結果は、私の独断で拾い出しました。

　政治にどんなことを望みますか。（複数回答を含む）
①景気回復６５．５％、②税金のムダ使いをやめる　４７．４％、③雇用問題の解決・労働条件の改善　３５．１％、④医療、福祉、年金や教育の充実　３３．６％、⑤ワーキングプアなど貧困の解決　１８．５％

　政府は、消費税増税すると言っていますが、あなたはどう思いますか。
①反対　５９．５％、②賛成　２０．４％、③わからない　２０．１％

　日本国憲法第９条を変えることについて
①反対　５５．２％、②賛成　１５．２％、③わからない　２９．６％

　麻生内閣についてどう思いますか
①支持しない　４６．４％、②わからない　４２．０％、③支持する　１１．６％

　政党支持
①支持政党なし　６２．６％、②自民党　１５．４%、③民主党　１１．５％、④日本共産党　４．１％、⑤公明党　２．２％、⑥社民党　０．４％

　社会についての満足
①どちらかといえば不満　５８．２%、②不満　２１．１％、③どちらかと言うと満足　１７．３％、④満足　３．４％　
　
　社会をよくするために、あなたはどうしようと思いますか。
①社会の仕組みやどうすればよくなるのかを知ったり、学んでみたい　５３．５％、②社会をよくす　るために自分も何かしてみたい　１９．２％、③わからない　１５．５％、④特に何もしない　１１　．７％　

　
　私がこのアンケート結果を見て感じたのは、①新成人が、麻生政権が相当な拒否反応を示していること、②社会や職場、地域での矛盾からの不満の解決の方法を知りたいこと、③安倍政権に対する不満の表明がまだまだ足らないこと、③新成人が、景気回復や教育・福祉・医療の充実、税金の無駄遣いをなくすなどの格差是正やワーキングプアの解決に関わろうしていること、④衆議院選挙には、民主党をはじめとする野党に投票したいこと、⑤公明党への批判が強いことです。
　日本の野党が、新成人のリアルな実像を調査して、決して自分たちの都合のいい青年像を描いたり、昔懐かしい青年時代のお話を長々と語ったりせずに、自己責任論のマインドコントロール解き放つことに全力を挙げるべきです。
　私は、今回の新成人がアラフォー世代の親たちの拝金性に同調せずに、貧困や生活難に取り組む姿勢を持っていることを感じました。まさに「青年は、未来のもの。」と言った立場で選挙や労働組合、市民運動に取り組んでいきます。