2018年度一般会計補正予算が、7日に参議院予算委員会で一般質疑と締めくくり質問を行い、全委員の賛成で同院本会議に送られました。参議院本会議では、全会一致で可決成立しました。
補正予算の編成の前提は、建設国債が剰余金より多くなっています。これは、税収の見込みが当初より少なくなっていると予測します。安倍晋三政権の経済政策による失敗が、補正予算の編成に影を落としています。
2018年度一般会計補正予算は、9656億円の規模です。歳出は、①2018年7月の豪雨への復旧5034億円や②2018年の北海道地震への復旧1188億円、③台風21号及び大阪北部地震への復旧復興1053億円、④小中学校の冷暖房設備822億円、⑤小中学校のブロック塀の補強259億円、⑥予備費の追加1000億円です。歳入は、①建設国債6950億円と②税外収入42億円、③前年度剰余金受け入れ2364億円です。