臨時国会が、10月24日に始まりました。会期は、12月10日までです。今回の臨時国会は、従前より1ヶ月遅れて開催されました。立憲民主党や国民民主党、共産党、社民党、自由党などの野党が、地震や台風による被害の復旧のための補正予算の成立を目指していました。
臨時国会で審議される内容は、①2018年度一般会計補正予算と②入国管理法改定、③安倍晋三内閣の閣僚の任命の資格、④消費税10パーセントの引き上げ、⑤沖縄の辺野古沖の米軍へリポート着陸基地建設撤回、⑥森友学園加計学園の学校設立の不正、⑦省庁の公文書の改ざんです。安倍内閣が提案する予算や法案は、本会議や予算委員会を含む各委員会で行われます。
高市早苗衆議院議員運営委員長が、10月25日に突如、各会派に法案審議の一般質疑を止めて法案質疑に変えることを含めた国会改革の提案をしました。立憲民主党や国民民主党、共産党、社民党、自由党、無所属の会の6会派が、高市早苗衆議院議員運営委員長に対して国会改革の提案を止めるように抗議しました。
参議院本会議の代表質問は、10月30日と10月31日の2日間行われました。衆議院予算委員会が、11月1日と2日の2日間で2018年度一般会計補正予算の審議のための一般質疑と締めくくり質問を行いました。