私は、1998年に大月書店から出版された国際労働基準で日本を変えるという本を読んでいます。この本は、途中で読むことを中断が10年以上経っていました。
やはり、ヨーロッパ社会民主主義勢力の動きやヨーロッパの共産主義勢力の動きの捉え方が皆無になっています。全労連の組合幹部や自由法曹団の弁護士の姿勢が、①社会民主主義=ヨーロッパの反共政党の図式、②左翼党=ソ連東ドイツの共産党の末裔の図式になっています。
IILO条約の活用は、①大手企業の労働条件の大幅な変更、②公務関係の組合活動への頑丈、③雇用形態を理由にした労働条件の大幅な変更に対して国内の枠にとどめずに日本の労働条件の悪さを知らせることが大事になっています。