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社会民主主義に関する冊子を読む

 私は、先週の金曜日に大阪市立図書館で社会民主主義に関する冊子を読みました。冊子は、住沢博紀日本女子大学元教授と熊沢誠甲南大学教授の社会民主主義のこれからについて、社会民主主義労働組合の関係についてです。
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 出版元は日本社会党機関紙局です。冊子の時代が1990年代前半の内外状況の色合いになっています。日本社会党が、①社会主義協会と言うソ連型共産社会の志向してあるグループ、②イタリア共産党構造改良派のグループ、③毛沢東イズムグループとそれぞれのユダヤ独裁を追求してきたと言える。
 この政党が政権担当や野党と立場の経験の交替の少なさから組織の伸びしろ、発展できなかった。近畿圏では、国会議員や地方自治体議員の確保が自民党共産党の勢力争いを繰り広げた。
 しかし、党内には括弧左翼の方が入り込み、①市場経済を大事にしながら生活安定と福祉充実のビジョンの不在、②議会制度の充実に取り組むバランス感覚の少なさ、③デモ集会好きに近いオタクぶりを示しています。共産党が日常的に社会党批判で利権暴力集団=部落解放同盟とISと同じ扱いをしました。
 リチャードコシミズが日本社会党を含め社民党のことを極左勢力の集まりと厳しい指摘をしています。それは共産党を第二自民党と対置しているからです。
 社会民主主義の社会は、①市場経済の行き過ぎの是正、②福祉充実、③政治的連帯、④議会制度の充実が実感できることです。1パーセントオリガーキの支配とキッパリ断絶することが社会民主主義勢力に問われています。
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