労働組合や市民運動の少数派運動は、①会議の参加や行動の参加が自己犠牲が当たり前、②所帯臭い話題が御法度と見なされる、③活動を邪魔する奴には絶縁する覚悟を持たされるの特徴を持っています。この特徴が、隠れ左翼の姿勢として露になります。
会議の参加や行動の参加は、組織の理念や自己犠牲、党派性だけで長続きしません。これらの参加は、①幹部とメンバーの間の信頼関係や幹部の人間的な魅力、②具体的な問題に対する解決策を提示できる能力を持った幹部の存在、③組織のメンバーの間の信頼関係が組み合わさって持続可能になれます。