☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

ぶどうの出店は、6月の予定です。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。来年もよろしくお願いします。

柏原市議会6月議会を迎える

 柏原市議会の6月議会が、6月8日から同月26日まで行われます。この議会は、2015年度の補正予算の審議だけでなくサンヒル柏原の土地賃貸料支払の猶予による経営の悪化の責任や経営継続の可否を巡って議論されます。そして、竜田古道里山公園の自然体験施設の柏原市単独の維持管理費から柏羽藤環境事業組合による維持管理費への回復も議論の対象になります。
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 2015年度の一般予算と同年度の各種特別予算(国民健康保険、市民病院、介護保険後期高齢者医療保険、水道会計、下水道会計)の全体の特徴は、①度重なる人口減少による税収の厳しさや②各種特別予算(国民健康保険、市民病院、介護保険後期高齢者医療保険、水道会計、下水道会計)への一般会計からの繰り入れによる保険料値上げや利用料の値上げ、サービス低下への抑制、③地方創生の名の自治体ビジネスの推奨になっています。
 柏原市の失態は、①JR柏原駅前の再開発ビルの赤字や②サンヒル柏原の第三セクターによる経営破たん、③竜田古道の里山公園の維持管理費の柏原市の単独負担です。これらの失態の原因は、岡本泰明前柏原市長の独断による市政運営です。中野隆司柏原市長が前市長の運営の刷新どころか継承を行っています。
 柏原市を含む地方自治体の財政難は、企業の収益源だけでなく労働者の年収の引き下げ、非正規労働者の増大、長期失業者の所得の減少から派生しています。住民にとって地方自治体が身近になっていない背景は、①切実な要望が地方自治体全体に反映されていないこと、②町内のボス支配(行政協力委員―略称区長)が強いこと、③仕事帰りや子育て後にも気軽に利用できないことです。
 柏原市議会を含めて最近の地方議会の様相は、4年前の3月の東北地方の海底における人工地震による経済テロに翻弄して①地方交付税の削減による住民税のアップや②法人住民税の増収への幻想、③高所得者に対する住民税の負担への強化の取り組みの弱さ、④病院や保育所、幼稚園、図書館の教育関連施設の民営化・アウトソーシング化です。地方自治体は、政府の動向や実体経済の動向から財政状況の都合のいい操作で財政状況の悪化を隠ぺいしています。
 地方自治体の議員は、6月議会に向けて単なる予算や議案の形式的なチェックでなく①住民の生活の立場から一つ一つの予算の収支や議案について厳密なチェックと質問を行うこと、②住民の生活実態がわかるように政策をまとめること、③地方自治財政赤字が大企業や高額所得者の住民税の徴収強化で克服すること、④住民の要求との結合、⑤議会報告会を住民対象に行うことです。
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