沖縄県知事選挙が10月30日告示で始まりました。投開票は、11月16日です。今回の選挙の立候補者は、仲井真弘多沖縄県知事(自民党推薦)と翁長雄志前那覇市長(社民党、生活の党、共産党、沖縄社会大衆党推薦)、下地幹郎元郵政民営化担当大臣(そうぞう支援)、喜納昌吉元参議院議員の4氏です。
今回の選挙は、仲井真弘多沖縄県知事が去年の12月末に米軍のヘリポート基地の建設着工のための公有水面埋め立て申請の承認を巡って行われます。選挙の争点は、①辺野古沖での米軍のヘリポート基地建設、②沖縄への米軍基地対策の特別交付金、③米軍基地や施設の国外移転です。
自民党は、仲井真弘多沖縄県知事を推薦しています。公明党は、どの候補への推薦を明らかにしていません。民主党は、自主投票の姿勢を決めています。社民党や沖縄社会大衆党、共産党、生活の党自民党を除名された那覇市会議員が翁長雄志前那覇市長を推薦ないし支援をしています。
安倍政権の一強他弱の政治が、①本土における中国とロシアとの連携をさせない陰謀の企てや②野党ばらつきと野党再編への世論誘導で沖縄の米軍基地反対勢力の結束を生み出します。日本の政治は、日本の裏社会から工作員を送り込まれて本土だけでなく沖縄にも歪みをもたらしています。