共産党が
地方自治体議員選挙や
首長選挙で当選圏に入らないようになります。それは、①野党ばらつきの克服の無さや②身内受けの選挙運動、③
共産党以外の政党に対する敵対心の強さ、④
革新統一主義の濃い政策活動が原因になっています。
共産党の組織原則が
民主集中制の名の職場や居住地の身動きの可能な陣地戦をいかさずに国政選挙第一の機動戦が可能にするスタイルを優先します。
職場の
労働組合の活動や居住地の市民団体の活動は、直に接する労働者と市民の不満を要求に引き上げ、それぞれの現場の空気から戦術をたたて闘いに入るために必要です。
共産党の政治運動は、リチャードコシミズ氏が指摘している
ユダヤ金融の日本支配の戦略の中で第二
自民党の役割を果たして、
自民党と
共産党以外の政党の影響力の低下にならざるを得ません。
共産党の機動戦による
労働組合の活動や居住地の市民団体の活動の方針は、職場の労働者と居住地の市民の間の多数派形成の
オピニオンリーダーになれません。私は、
共産党の機動戦第一や
共産党に対する幻想を持っていません。機動戦第一や幻想は、実際の
共産党の選挙運動や街頭宣伝を見聞きすると問題点が具体的にわかります。
先ず、国政における野党ばらつきの克服、
地方自治体における
自民党と
公明党の本位の議会運営の打開のための多数派形成が緊急な課題になります。これは決して無駄な政治活動になりません。